水虫にはテルビナフィン

テルビナフィンを紹介する女性

水虫は白癬菌と呼ばれる真菌が感染することで起きる感染症で、手や足、頭などに感染してかゆみや水疱といった症状があらわれます。
真菌とはカビや酵母といったものの総称で、高温多湿を好むため、特に靴で蒸れやすくなった足に寄生することが多いです。
主な感染経路はすでに水虫にかかっている人からで、フケや剥がれ落ちた角質層に触れることで白癬菌がうつります。

しかし、白癬菌はうつってもすぐには定着せず、角質層の内部にまで侵入して増殖する必要があります。
その時間は約24時間と言われ、触れてから肌にうつってもすぐに洗い流すことで、白癬菌の定着を防ぐことができます。
足をしっかり洗わずに高温多湿の環境で過ごすと、白癬菌は活発化して角質層内に侵入して定着します。
角質層は皮膚の表面の層ですが、ここに入り込むだけで水虫は治療が困難になり、完治までにかなりの日数が必要となります。

テルビナフィンはアリルアミン系抗真菌薬で、白癬菌などの真菌に強い殺菌的作用を発揮し、水虫の他にカンジダや白癬性肉芽腫といった症状にも処方される薬です。
テルビナフィンはクリームやスプレーなどの皮膚に直接塗るタイプの外用薬がありますが、飲んで体内から治療する錠剤タイプも存在します。
水虫は皮膚に定着する感染症ですが、たまに爪の中に白癬菌が入り込むことがあります。
そうなると塗り薬では効果が発揮できず対処できなくなるので、内服薬を使用することになります。
爪の中に入り込んだ白癬菌を退治する効果のある内服薬は非常に少ないのですが、内服薬のあるテルビナフィンは有効的な治療薬の一つです。
そのため水虫治療には多く処方される薬で、水虫の症状によって塗り薬か錠剤か使い分けられています。